パンとお皿

多分パンにも皿にも特に言及しません

20190305

朝。弁当の余り、味噌汁。

昼。キャベツとニラのレンジ蒸し、玉子焼き、鶏もも肉を焼き鳥風に仕上げたもの。

夜。キャベツと豚肉を蒸したもの、白菜サラダ。

 

夏目漱石の『三四郎』を、過去に二度読んでいるものの、二度とも読んでいて今ひとつ要領を得なかったので改めて読み直す機会を伺っていた矢先に、3月の「100分で名著」は『三四郎』を取り上げると小耳に挟んだ。

 

その時点では、一ヶ月かけて全4回の放送を通じて『三四郎』を取り上げるのだろうと早合点して、それだけ時間をかけて一冊の本をゆっくり読むのも悪くないと思い初回の放送前から少しずつ『三四郎』を読み直し始めていたのだが、実は、今月の「100分」は全4回の放送で漱石を一冊ずつ、計四冊を取り上げるという変則的なスタイルだったものだから、『三四郎』を取り上げる回は初回放送時のわずか一週で終わってしまった。

 

一度は「放送にあわせて『三四郎』を読み返そう」と決めた手前、仕方ないので急ピッチで読み進めて、放送翌日の火曜日に読了。さすがに三度目ともなると、何がしたい小説なのか、どこに焦点をあわせれば良いのか、あるいは焦点を絞らずに俯瞰するべき箇所はどこなのかが、割と明確に分かってきて、今までで一番楽しく読めた。

 

そして、「100分」は来週から『夢十夜』、『道草』、『明暗』と続く。乗りかかった船だから全部並走を試みようとは思う。