パンとお皿

多分パンにも皿にも特に言及しません

20190105

朝。昨日の残りの煮込みとポテトサラダ。いくら。納豆。 

昼。塩バターのホットケーキ。

夜。いなだの刺し身、鶏のササミをグリルで焼いたもの、春菊のお浸し、じゃがいもと玉ねぎと大根の味噌汁。

 

結局、平成を西暦にどう換算すれば良いのか理解が追いつかないまま平成が終わってしまう。1990年代はまだ平成に付いていく事ができていた気がするのだが、2000年の坂を超えると厳しくなった。年を取るにつれてから暗算能力と、律儀に和暦を覚えようとする意欲の両方が薄れてしまったし、この調子で新元号に突入されても、元号に付き合いきれない。

 

午前中に中山金杯の馬券を買って、その後に読み進めていた川上弘美の小説に、「競馬はしろうとがやって儲けが出るわけがない」みたいな文章が出てきた。ああ、これはゲンが悪いなと思っていたら、案の定駄目だった。3連複を6頭でボックス買いしていたのだが、ステイフーリッシュが入ることを読めなかった。馬券が当たったら夕飯には良い牛肉を買ってきて焼くつもりだったけれど、外れたので、安い刺身と、冷凍してあったササミを焼いたものが食卓に並ぶ事になる。

 

そして川上弘美の『どこから行っても遠い町』を読み終える。東京の郊外の普通の人々の日常を描いた連作タンなのに、何でこんなに凶悪なまでに幽玄の空気を漂わせられるんだろう。