パンとお皿

多分パンにも皿にも特に言及しません

20190212

朝。納豆ごはん。

昼。冷凍のつくね串、味付きゆで卵、漬物、チーズ。

夜。鶏とレンコンの炒めもの、しめ鯖。

 

買ったきりで観ていなかった、星野源の去年のアルバムの特典Blu-rayを再生していたら、「肌」の所で子供が「この歌はすべてサビだ」と言い出した。サビという概念を把握している事にまず驚いたのだが、星野源の曲の中でもそこまで輪郭が強烈なわけではない「肌」に対して、すべてサビという印象を抱く事も意外だった。

 

少し読んでは少し戻りを繰り返していたので時間がかかったものの、川端康成の『雪国』を読み終える。この世界に偏在する、ともすると気配を感じるだけで見過ごしてしまう程に細やかだけど、本当の美しさや残酷さが刻印のように刻みこまれている要素を鋭敏な手口で切り出しては並べて、その繊細なバランスを保つ事ができる極点中の極点で、啞然とする程の鮮やかさで物語の幕が閉じられる。完璧すぎて言葉にならない。